今日からトレーダー！～Welcome to the World of Investment～このEAは指定した価格の範囲内に指値注文を一定幅で指定本数だけ置き、エントリーと利確を繰り返して利益を積み重ねるトラップ＆リピート（トラリピ）系EAです。
トレード方法としては、こまめに「ポジションを持つ→決済」を繰り返し、比較的小さな利益をコツコツとっていくやり方になります。
自動で稼動しますので、ある程度放置して、しばらくしてから残高の増減を確認するようなスタイルになります。
トラリピ系EAに限らず、EAは裁量ではなく条件が揃えば機械的にエントリーと決済を淡々ととこなすので、裁量トレードが苦手、どうしてもメンタルが強くならない、といったトレーダーには良いかもしれません。
とはいえ、稼働させていれば必ず利益が出るといったことは当然ありません。
稼働させないタイミングや、稼働するべきではない相場などある程度、環境認識できるに越したことはありません。
どのEAにも言えることですが、一般的にEAとは自動でトレードを繰り返すため、設定が細かく難しいものが多いという特徴があります。
しかし、このEAは操作としてはかなり使いやすい部類になります。
- トラリピを仕掛ける範囲を指定
- 買いと売りの方向を指定
- 注文を入れる本数を指定
- 稼働
操作としてはこれだけです。
このように範囲指定やダイアログボックスなどを利用した操作性は、かなり使いやすいです。
本数を指定するだけで、黄色のライン内に自動で配置される仕様になっています。
このように取引画面を見ると指値が設定されております。
一般的にEAはパラメータなどから細かく設定する必要があるものがほとんどですが、このEAは「値幅」「トラップ本数」「売り買いの方向」を指定するだけという単純で使いやすいながらもEAとしての性能も申し分ありません。
注意事項としては、1つのチャートで1つの方向しか設定できないという点です。
例えば、USDJPYのチャートを見ていて、「売り」「買い」の両方向に仕掛けたい場合は、USDJPYのチャート2つ開いてそれぞれで設定する必要があります。
1つのチャートですとエラーがでてしまいますので、ご注意ください。
EAもMT4への導入の方法はインジケーターとほぼ同様となります。
- ダウンロードするとzipファイルでダウンロードフォルダ等に保存されます。
- zipファイルを展開し、フォルダ内のEA（「.mq4」または「.ex4」という拡張子）のファイルを確認してください。
- MT4を起動し、「ファイル」⇒「データフォルダを開く」⇒「MQL4」⇒「Experts」のファイルにインジケーターファイルをコピペします。
- 一度MT4を終了し、再起動します。
- ナビゲータから先ほど入れたEAが確認出来たら、それをチャート画面にドラッグアンドドロップして適用完了です。
ちなみにEAを稼働させている間は、MT4を起動させている必要があります。
しかし、人によってはずっとPCを起動させておくことは難しい人もいるでしょう。
仮想デスクトップであれば、常にPCを起動させておく必要はありません。
オンライン上のデスクトップにMT4をインストールし、ずっと稼働させておくことも可能となります。
是非、活用してみてください。
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